競馬配当金の税金の解説

競馬の配当金には税金がかかるのか?競馬の配当金・高額配当金にかかる税金、馬券の課税方式について解説

◆競馬の配当金と株式配当金の所得分類の違い

 株式の配当金と、競馬の配当金の税法上の扱いとしての違いは一体なんでしょうか?

 まず株式の場合は、株主が受ける配当金と呼ばれる「インカムゲイン」と売買差益から利益を得る「キャピタルゲイン」があります。

 まず株式の配当金の例で見ると

●株式配当所得(インカムゲイン)=配当所得

 であることに対し

●競馬配当所得=一時所得

 である点です。

 配当所得と一時所得の違いは「控除」の違いです。

 配当所得には「配当所得控除」と呼ばれる控除制度があり、一時所得には50万円の「一時所得控除」と呼ばれる控除制度があります。

 尚、配当所得も一時所得も、給与などの所得と合算して計算される「総合課税方式」で課税されます

◆株式売買益は申告分離課税

 株式投資では有価証券からの配当所得以上に、株式の為替差益、前項でも触れた「キャピタルゲイン」による収入が大きくなるケースがあります。

 この株式売買によって得た利益の所得は「譲渡所得」に該当し、この譲渡所得の課税方式は「申告分離課税」となっております。

 株式の売買益キャピタルゲインは譲渡所得に該当し申告分離課税ですから給与とは別に分離して「キャピタルゲイン課税20%」を乗じた金額が課税されます。

申告分離課税方式【画像】

 競馬の配当金の所得の場合は例えばサラリーマンの場合、会社から労働の対価として得る「給与」に加えて、一時所得を加算し合計した金額に所得税が課せられます。

 御存知の通り日本の所得税は累進課税方式となっておりますから所得が大きくなるほど税率も高くなります。

総合課税方式【画像】

 株式投資と競馬投資にはこのような課税方式の違いがある点を把握しておく必要があります。

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