差押物件(公売・競売)の解説

競売物件・公売物件で住宅ローンは組める?オークション・公売の活用による差押物件取得について解説

◆卸売り価格の重要性(不動産を小売価格ではなく卸売価格で購入)

【不動産物件の仕入れ場所について】

 不動産投資の世界において、投資家の多くがセミナーなどで語る言葉のひとつに、
●RTC(次項参照)
●国税局もしくは国税庁の差押物件
●競売物件
●任意売却物件
 などの言葉が必ず用いられていることがわかる。

 これらの物件に共通するひとつの真実は「卸売価格」であるという点。

 本物の投資家は同じ市場に暮らしながらも不動産を「小売価格」ではなく「卸売価格」で購入している。

●不動産投資家ロバート・アレン
●アメリカ屈指の実業家ドナルド・ジョン・トランプ(後にアメリカ合衆国大統領となっている)
●金持ち父さんのロバート・キヨサキ
●事業用不動産王のレイ・クロック

 彼らは皆、同様にこのように卸売り価格で購入する事の重要性を説いている。

◆卸売り価格の重要性(不動産を小売価格ではなく卸売価格で購入)

 多くの著名な不動産投資家が卸売価格で不動産を買う事の重要性を説くのはレバレッジ(てこの原理)に関係している。

 不動産を購入する場合は、大富豪でもない限り銀行などの金融機関から借り入れを行い購入することになる。

 もしここでローンの返済金額が想定される家賃収入を大きく上回るようであれば、次の物件のローンを組むことが難しくなる。

 しかし、不動産を市場価格よりも安く購入し、家賃収入がローン返済額を大きく上回るようであれば、その資産を担保として次の不動産物件の購入を検討する事が可能となる。

 銀行側としては安定した不動産経営ができる経営者とタッグを組む事で、債務不履行という大きなリスクを減らすことが可能となる為、物件の価値とともにオーナーの手腕にも注目している。

 購入した物件の補修を行い、付加価値をつけ空室の多い物件を満室にできる手腕があれば毎月のローン返済額を上回る家賃収入を得られる可能性が高くなる。

 更に、物件を市場価格よりも安価で購入できる情報網があればローン額自体も抑える事が可能となり、不動産投資の拡大にも繋がってくる。

 レバレッジを有利に働かせるためには、単純にまず市場価格よりも安価で物件を購入しローン比率を低くする事。

 そして安定した不動産経営を行う実績を作り、その物件を担保として次の物件に取り組む流れが成功している不動産投資家の不変の王道である。

<<前のページ | 次のページ>>

【MENU一覧】