小規模企業共済の解約手当金・返戻金の解説

小規模企業共済の節税効果・運用期間・解約手当金・解約条件・元本割れの可能性について解説。

◆基金の運用利回りはどの程度を想定しているのか?

 小規模企業共済の運用の利回りについては、中小企業基盤整備機構が発表する「予定利率」により、ある程度の範囲を推測することが可能です。

 尚、2008年(平成16年)以降の予定利率は「1.0%」で一定となっております。

 国が大きく掲げる制度としては1%の予定利率は少し物足りなく感じる方も多いかもしれません。

 しかし、現実的には、この1%の運用結果を残すことも困難であるのが現状です。

 資産運用は市場の影響を受けるものである為、この予定利率については、今後も随時変更されていくものであると推測する必要があります。

 尚、近年の「予定利率」の変動を見てみると

⇒平成8年4月に「6.6%」⇒「4.0%」へ変更
⇒平成12年4月に「4.0%」⇒「2.5%」へ変更
⇒平成16年4月に「2.5%」⇒「1.0%」へ変更

 という経緯を辿っております。

 高い利回り予定で多くの顧客を獲得してスタートした制度ですが、最初の頃に提示していた利率は見る影もありません。

 また、この数値はあくまで「予定利率」であり、この利回りが保障されるものではありません。

 予定利率は大抵、高めに表示する傾向にある為、実際の利回りはもっと困難な状況と言えるかもしれません。

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