股関節の簡単なストレッチ方法・手順

股関節を柔らかくし関節可動域を広げるストレッチ方法、股関節を鍛える強化トレーニング方法を解説。

◆股関節のストレッチ方法について

股関節のストレッチを行う目的と効果について前項までは確認したが、ここでは実際に股関節のストレッチ方法についてチェックしていこう。

まず股関節のストレッチの中でも、自分一人で行える簡単で代表的なストレッチ方法・手順を以下に紹介しておく。

【股関節の簡単なストレッチ方法・手順】
まずあぐらの姿勢で背筋を伸ばし地面に座る
次に両足の裏を合わせる
合わせた両足を両手で軽く離れないように保持する
その状態からゆっくり前方へ体をまるめるようにゆっくり倒していく
痛みを軽く感じる部分で止まり10秒~15秒静止
元の姿勢②へ戻る
次は②の姿勢で胸をしっかり張る
胸を張った状態から下腹部を前方にゆっくり突き出していく
若干反り返る状態をキープしたまま上半身を軽く前方へ倒していく(あまり倒れる事が出来ないはず)
痛みを軽く感じる部分で止まり10秒~15秒静止
元の姿勢②に戻る

◆股関節のストレッチのポイント

股関節のストレッチは上記表にある②~⑪の手順を1セットとして、6セット~多くても10セット程度で良いのでゆっくり実践してみて欲しい。

初歩的なストレッチメニューではあるがポイントを抑えるだけでも今までとは効きが変わってくる部分も体感できた人がいるのではないだろうか?

ここまで広く知られているストレッチングメニューであってもやはり意識するポイントが明確になると効果は目に見えて変わってくるもの。

以下に股関節のストレッチングのシンプルなチェックポイントを掲げておくのでチェックしておこう。

【股関節のストレッチのポイント!】
☆背中をまるめていくストレッチと背筋を伸ばしたままのストレッチを明確に
☆痛みを軽く感じる部分で止めて良い(可動域は徐々にセットを重ねるごとに徐々に広くなっていくもの)
☆呼吸は止めずゆっくりと呼吸を継続する
☆セットは10セット程度で十分、一日にたくさんやるよりも日々の継続の方が効果が高い

◆数ヶ月単位のスパンで股関節の柔軟性を強化していく

尚、上記のストレッチ方法は、反動を使用しない静的なストレッチ方法である。

以前はこの静的ストレッチがどのような場面においても主流の時代があったが、近年では静的ストレッチの他にも様々なストレッチ方法が開発されている。

比較的動きの激しいスポーツ競技(テニスやバスケットボール等)に関しては競技前は静的ストレッチを行うことでより怪我を招き安くなる可能性も指摘されており運動前はバリスティック系ストレッチの方が怪我を発症しにくい可能性も検討されている。

これは私自身も多くの子供達と実践を重ねることで実感させられてきた部分でもある。

しかし、こと股関節のストレッチに関しては、このような負荷の少ないゆっくりとした静的のストレッチが効果的である。

全体的に柔軟性を高めるストレッチは血行の促進、関節可動域の回復を数ヶ月単位で徐々に達成していくものであることを覚えておこう。